- 2013-10-19 (土) 17:13
- そわ鍼灸接骨院
今日は筋肉痛についてのお話です・・
筋肉痛のメカニズムはいまだに完全には解明されていないのですが、筋肉にかける負荷が高ければ高いほど、激しい筋肉痛が、短い時間で発生することはわかっています。
つまり負荷が低い場合、筋肉痛はゆっくりとやってくることになります。
そして、年をとる(あるいはブランクが長くなる)と運動する機会や量が減って、そのために肉体的なパフォーマンスが落ちます。
するとそれまでは「筋肉痛が出ないレベルの負荷だった運動」が、「ゆっくりと筋肉痛が出るレベルの負荷がかかる運動」になってしまうため、翌々日に筋肉痛が出るわけです。
例えば、普段運動しないお父さんが子どもの運動会で頑張って走った翌々日に筋肉痛、というパターンはこの典型です。
そして、そうした基礎体力不足の人が、ウエイトトレーニングなどでみっちり追い込もうとしても、その前にダウンしますから、体を短時間で激しい筋肉痛が出るレベルまで追い込むことができません。
その結果、その手前の、遅れて筋肉痛が出るレベルで終わってしまう、ということが多いので「翌々日に筋肉痛が出ると年だ」ということが言われるのでしょう。
実際、20代の人と60代の同じような体力レベルの人が同じ負荷で運動をしても、その後の筋肉痛の出かたや筋力の回復スピードに大差はなかったという報告がされています。
これに対して、日常で運動している人とそうでない人では、同じ年齢・同じ負荷でも筋肉痛の出るスピードや筋肉痛の度合い、回復時間に大きな違いが出ました。
つまり筋肉痛の発現が遅くなるのは、年齢よりも普段どれだけ筋肉を使っているかが大きな理由になるということです。
ですから、不健康な生活をしていたり、運動の負荷によっては20~30代でも2~3日遅れで筋肉痛が起きることは十分ありえます。
他にも運動時に以下のことを気をつけることにより筋肉痛が軽減されると言われてるので参考にしてください。。
1.運動で無駄な動きが多い。
2.睡眠不足である。
3.1日を通じて運動量が多過ぎる。
4.運動中のインターバル(休憩)が長過ぎる。
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