- 2013-03-28 (木) 0:18
- そわ鍼灸接骨院
今晩は、そわのメダカことヨッシーです。今宵は筋肉について語ってみます・・・
先ず、筋肉には大きく分けて2種類あります、それは赤筋と白筋です。つまり赤身と白身ですね。では、どう違うのか?
○赤筋は収縮速度が遅く、長く収縮し続けることができる。毛細血管の発達がよく酸素を大量に摂取出来る。ミトコンドリアが多いため脂肪酸やブドウ糖を分解し、効率よくエネルギーを生産する。 スタミナに長けている筋肉ですね。赤身の魚と言えばマグロ・・・回遊魚で常に泳いでいます。
○白筋は収縮速度が早く、ブドウ糖などを無酸素で分解し、乳酸を生成する。瞬発力に長けている筋肉です。鍛えると肥大します。白身の魚といえばヒラメ・・・砂に潜み敵が来ればダッシュで逃げます
人間の筋肉にもこの2種類が混在しています。
例えば、短距離ランナー、筋肉ムキムキでがっちりした体型の人が多いですよね。これは日頃から瞬発力を鍛えているため、白筋が発達してるんですね。 逆に長距離ランナー、痩せていてガリガリの体型ですよね。これは日頃から持久力を鍛えているため赤筋が発達しているわけです。
筋肉の中でもこの2種類の筋肉の割合はまちまちです、白筋が多いのは上腕二頭筋(力こぶ)、赤筋が多いのは脊柱起立筋(背骨の両脇にある筋肉)
これを逆手にとり脂肪を燃焼しやすい赤筋を鍛えてあげれば、ダイエット効果が得れれるわけですね。有酸素運動がダイエットにいいのも赤筋が酸素を使いエネルギーを消費するからです。
つまり日頃からいい姿勢を心がけて脊柱起立筋を緊張させてあげるだけで、多少なりのダイエット効果が得られるわけです・・姿勢が良くなりダイエットができる・・一石二鳥ですねwみなさんも良い姿勢を心がけてみましょう!
ちなみに白筋が多い人は糖尿病や高脂血症になりやすく、肥満にもなりやすいそうです。そして年をとってくると白筋が減ってくるため、俊敏な動きが出来なくなってくるそうです。