- 2013-03-26 (火) 22:49
- そわ鍼灸接骨院
そわ鍼灸接骨院の中浦です。
本日、患者さんでマレットフィンガーの傷害をされた患者さんが来られました。
マレットフィンガーとは野球やバレーボールなどボールが指先に当たって 指先の骨が折れたり、かけたりすることを「マレットフィンガー」といいます。
折れ方も様々で、 小さな骨ができるものもあれば、 大きく骨がずれてしまうものなど、多様です。
一見突ゆびだと思って放置しがちですが、 実は骨折だったというケースがよくあります。
マレットフィンガーの障害は大きく3つに分けられます。(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ型)
Ⅰ型は骨折はなく、指先の関節を伸ばす腱が断裂した状態です。
II型は骨折を伴いますが、 指先の関節に大きくまたがるような骨折片ではありません。 また、腱は損傷されていません。
Ⅲ型は骨折片が大きく、関節部分に大きくまたがるタイプです。 この場合、関節部分では脱臼を生じています。
このようにタイプを分けるのは、それぞれの治療方針が異なるからです。
中でも、Ⅲ型は手術になるケースがあります。
今回の患者さんはおそらくⅠ型。
しっかりと固定すれば自力で指が伸びなかったのが伸びるようになります。
近くにそういった方がいらしましたら是非ご紹介を。