- 2014-01-27 (月) 22:32
- そわ鍼灸接骨院
みなさんこんばんは。
そわ鍼灸接骨院の中浦です。
当院の周りの学校でマラソン大会が多く実施されています。
そこで損傷を起こされた患者さんでアキレス腱炎を発症された患者さんが来られました。
マラソンなど長距離を走る方には多くいてます。
アキレス腱炎は使いすぎによるオーバーユース症候群のひとつで、スポーツ障害としては頻度の高いものです。
繰り返しのストレスによりアキレス腱に微細な部分断裂や瘢痕化(はんこんか)(きずあと)が生じており、腱の変性が認められます。
原因として加齢によるものも当然ありますが使いすぎが原因しているために、運動量と発症には密接な関係があり、不適切なトレーニング方法が原因していることもあります。
また、靴の不適合や扁平足(へんぺいそく)などの足部変形も原因のひとつになります。
治療としても保存治療が原則で、痛みが強い時には運動を控えて局所を安静に保ってあげることが大事です。
扁平足などの足部変形がある場合には、足底挿板(そくていそうばん)を処方することによりアキレス腱への負荷が軽くなります。
ふくらはぎ(下腿三頭筋)の筋緊張の原因が多く考えられますので弛緩目的の罨法や鍼をする事で痛みがぐっと和らぎます。